山形県郷土館「文翔館」

山形県郷土館「文翔館」

山形県郷土館「文翔館」は、大正5年に建設された英国近世復興様式の建築で、昭和50年まで山形県の中心としての役割を果たしていました。重厚な石貼りの外壁や、日本で2番目に古いとされる時計台が特徴的です。この時計は、時計職人が5日に一度手動で動かしており、今も時を刻み続けています。館内は、西洋建築の雰囲気を感じさせる豪華な装飾が数多く、特に玄関ホールや正庁の天井には細やかな漆喰飾りやステンドグラスが施されています。紅花やさくらんぼなど、山形の特産品をモチーフとした装飾も楽しむことができます。また、無料のガイドボランティアが館内を案内してくれるため、詳しい歴史や背景を知りながら見学することができます。昭和59年には国の重要文化財に指定され、10年の歳月をかけて復原工事が行われました。現在、一般公開されており、多くの人々にその歴史と美しさを伝えています。

基本情報

名称
山形県郷土館「文翔館」 (やまがたけんきょうどかん「ぶんしょうかん」)
所在地
〒990-0047 山形県山形市旅篭町3-4-51
アクセス
JR山形駅から市役所経由路線バスで市役所前下車、徒歩1分
山形自動車道 山形蔵王ICから車で約10分
駐車場
40台
営業時間
9:00~16:30
定休日
第1・第3月曜日(祝祭日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
料金
無料
連絡先
電話番号:023-635-5500
FAX番号:023-635-5500
公式サイト

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