法善寺横丁

法善寺横丁

法善寺横丁は大阪・ミナミの繁華街に位置しながらも、静かな浪速(なにわ)情緒が漂う魅力的なスポットです。この横丁は、長さ80m、幅3mの石畳の路地に約60軒の飲食店が並び、老舗の割烹やバー、お好み焼き店、串カツ店などがあります。特に名高いのは、水掛不動尊で知られる「法善寺」。参拝客がかけた水で全身が緑の苔で覆われた不動尊は、多くの人々に親しまれています。
横丁の東西両端には門があり、それぞれ「法善寺横丁」という文字が掲げられています。西側は藤山寛美、東側は3代目桂春団治によるもので、これがさらに風情を高めています。この横丁は、もともと法善寺の境内で、参拝客相手に商いを始めた露店が発展して現在の姿となったと言われています。
戦争と火災を乗り越え、変わりゆく時代の中でその風情を保ち続ける法善寺横丁。文学作品「夫婦善哉」の舞台としても知られ、歌謡曲「月の法善寺横町」にも歌われたこの場所は、地元民はもちろん、観光客や芸能人にも愛されています。価格帯も幅広く、老舗から新規開店まで、多種多様な店が集まっています。大阪の人情と風情を感じられる法善寺横丁は、訪れる者にとって忘れられない体験を提供してくれるでしょう。

基本情報

名称
法善寺横丁 (ほうぜんじよこちょう)
所在地
〒 542-0076 大阪市中央区難波1丁目付近
アクセス
地下鉄御堂筋線・千日前線、近鉄、南海「なんば駅」より徒歩5分
駐車場
なし
営業時間
店舗により異なる
定休日
店舗により異なる
料金
店舗により異なる
公式サイト

マップ