とっとり花回廊

とっとり花回廊

鳥取県に広がる日本最大級のフラワーパーク、「とっとり花回廊」は四季を通じて訪れる価値がある花の楽園です。美しい景観の中で、春にはチューリップやアイスランドポピー、夏には10万株ものゆりやバラ、秋にはコスモスやサルビア、冬にはサザンカ、ビオラ、パンジーなどが咲き誇り、四季の花が楽しめます。
50ヘクタールに広がる敷地内には、直径50m、高さ21mのガラス温室があり、熱帯や亜熱帯の植物と約1,000株の洋ランが1年中咲き誇ります。特に「ゆり」はメインフラワーで、100品種以上が展示され、幻のゆり「ウケユリ」など希少な種も見ることができます。
夜には「ムーンライトフラワーガーデン」が開催され、展望回廊が14,000個の照明で照らされ、幻想的な夜間庭園が楽しめます。さらに、11月中旬からは「フラワーイルミネーション」も開催され、ロマンチックな雰囲気を提供します。
雨の日でも傘をささずに花を楽しめる屋根付き展望回廊や、大自然の美しい環境が特徴で、美しい大山の景色も楽しめます。日本最大級のフラワーパークで、様々なイベントも開催されており、南部町観光の穴場スポットとして訪れる価値があります。

基本情報

名称
とっとり花回廊 (とっとりはなかいろう)
所在地
〒683-0217 鳥取県西伯郡南部町鶴田110
アクセス
米子自動車道 溝口ICより約10分、米子ICより約20分
米子駅より、無料シャトルバスで25分
駐車場
大型バス27台 乗用車2000台
営業時間
4月~10月/9:00~17:00
12月・1月10日/13:00~16:00
11月・1月11日~3月/9:00~16:30
※夜間営業日は、~21:00まで
※イルミネーション期間は昼夜入替制
定休日
7月~8月、12月~3月の火曜日(一部開園日あり)
料金
4月~11月/大人1000円 小・中学生500円
12月~3月/大人700円 小・中学生350円
ムーンライト(17:00~)/大人700円 小・中学生350円
連絡先
電話番号:0859-48-3030(代)
FAX番号:0859-48-3030(代)
公式サイト

マップ

詳細情報

▶花の丘
秀峰大山を借景になだらかに広がる10.000㎡の広大な花畑は、花回廊の年間通して一番のフォトスポット。
春はパンジー・ビオラやアイスランドポピー、夏は、マリーゴールド、そして秋は真っ赤なサルビア・スプレンデンスが丘一面に絨毯のように広がる風景は圧巻。
四季折々の花の丘をお楽しみください。

▶花の谷(キューケンホフコーナー)
オランダの世界的な花の楽園「キューケンホフ公園」とも交流のある「とっとり花回廊」。
川が流れ、大きな木々に囲まれた小径をのんびり散策できる「花の谷」では、
その証しとしてキューケンホフのコスタ―元園長がデザインしたオランダ風の花壇があります。
春には、周辺を赤や黄色など色とりどりのチューリップが彩り、遙か遠く「オランダの春」を思わせてくれます。
夏には回廊の上からも鮮やかな色が際立つサンパチェンスや、秋にはコマユミなどの紅葉も楽しめます。

▶ゆりの館(東館)
「とっとり花回廊」のメインフラワーであるユリ。この可憐なユリを開花調整し、一年中展示するという貴重なスポットがコチラ。見事なまでに美しい姿を誇るユリにただただ見とれるばかり。さらに、芳しい香りも館内全体を包み込みます。
また、大山に自生する山野草や、日本に自生する原種ユリ15種をリレー展示する「原種ユリリレー展示」を5~8月にかけて開催します。
展示室では作品展の展示会場として利用していただいたり、季節の花の展示会場としても使用しています。

▶ハーブガーデン
春のカモマイル、夏のラベンダー、ミント、秋のレモングラス、冬のローズマリーなど90種以上のハーブを見ることができます。
また、ガーデン内の足元にはタイムの絨毯が広がり、踏みしめるごとにさわやかな香りが漂います。
天然のアロマな香りが訪れる人々を包み込み、しばしリラクゼーションタイムをお届けします。
香りに癒されたり、手で直接ふれたり、思い思いの時間をお過ごし下さい。

▶杉の館
美しい杉林にあり、建物は木造平屋の屋根と柱だけの屋外教室風。
森や木材に親しみ、知識を深める木工教室や自然観察など、野外学習の場として数多く使用されています。
小人数の団体が一度に食事することも可能。

▶展望回廊
周囲1kmの屋根付き回廊で、「とっとり花回廊」の名前の由来となっています。
回廊を歩けば、起伏のある園内を様々な角度から望むことができ、景色が刻々と変化するなど歩いていても飽きさせない演出が随所に。花の谷を見下ろす場所はなんと地上30mの高さも!
水平にできているので、お子様からお年寄りまで無理なく園内を散策することが可能です。
もちろん屋根付きなので、全天候型、雨の日でも傘をささずに園内を回ることができます。
回廊沿いには地元米子高専の皆さんによる手作りベンチも設置しており、ゆっくりと座って花々をご覧いただくこともできます。

▶ヨーロピアンガーデン
ユリの形をした中央の噴水に、左右対称で、幾何学模様の花壇を配したヨーロッパ風の庭園。
丁寧に整備された庭園内には、春のチューリップ、初夏のサルビア、夏のジニア、秋のキバナコスモスなどカラフルな花が咲き乱れ、中央に建つフラワードームとも見事なコントラストを描き出しています。
また約200品種、約1000株のバラを楽しむこともでき、ガーデン北側には、つる性のバラを立体的に見せる「つるバラの森」を用意。イングリッシュローズの芳しい香りを直に感じることも可能です。
庭園奥のステージでは、コンサートなどのイベントを不定期に開催中。

▶桜の広場
園内の一番奥に位置する桜の広場。ここには知る人ぞ知る絶景の桜スポットがあります。

花回廊自慢のソメイヨシノの桜並木は4月上旬楽しむことができ、例年4月一週目に桜まつりを開催。
それを挟み、3月下旬から4月中旬にかけて次々と24品種230本の桜をご覧いただくことができます。
隣接する芝生の広場ではシートを広げてお弁当を食べたり、レクリエーションを楽しんだりも・・・素敵なお花見をお楽しみください。

▶紅葉の庭
ナチュラルガーデンデザインの第一人者、ポールスミザー氏デザイン・監修。
頭上から足元まで紅葉にかまれるようイメージしたお庭が園内の東側にあります。
秋だけでなく、春にはアジュガ、初夏にはカシワバアジサイ、秋にはシュウメイギク、早春にはクリスマスローズなども楽しめます。

▶水上花壇
メダカやコイが優雅に泳ぐ直径40mの池の上、格子状に植えられた季節の花々は実にロマンチック。まるで、水の上にでも咲いているかのようなファンタジックなワンシーンを訪れる方々に与えています。池の上はお散歩も可能。池の鯉は子どもたちにも大人気です。

▶霧の庭園
中央から噴き出す霧状の噴水が涼しげな時間をお届け。
春のチューリップとビオラ、夏のケイトウとセンニチコウ、秋から冬のパンジーなどが咲く花壇にも細工が施してあり、全体を見渡すと美しい花びらの形に。
タワー型、吊り下げ型など約220個のハンギングバスケットも展示さていて、立体的にお花を楽しむことが可能です。

▶フラワートレイン
西館前の広場から発着、主なポイントを紹介しながら、園内をグルッと一周ゆっくりと回ります。
列車にトコトコ揺られながら、ゆっくりお花を眺めている時間は、
歩いて散策しているのとはまた違った感動に巡り逢います。 みなさんを童話の世界へとナビゲート!

▶フラワードーム
室内の温度は冬でも15度以下にならないよう保たれ、ダイオウヤシ、オオギバショウといった熱帯・亜熱帯の植物が生い茂るなか、500株以上の洋ラン、珍しい観葉植物が室内を華やかに彩っています。
花の王様と名高い洋ランの美しさには、感動のため息が漏れること必至。
また、ドーム内の一角では、鳥取県産の二十世紀梨を使ったソフトクリーム(400円)も販売中。ペロッと名物メニュー満喫もコチラの定番です。
花をモチーフにしたワークショップも体験できます(不定期に開催)

▶ふるさとの古径
緑いっぱい、マイナスイオンをたっぷり吸い込んでのお散歩を楽しんでいると、カタクリやエビネ、ササユリなど美しい花々が華麗な姿をみせてくれます。

▶ジャングルドーム(南館)
熱帯・亜熱帯の植物が生い茂るタマゴ型のガラス温室。室内の1階と2階は緩やかなスロープで結ばれているので、南米や熱帯・亜熱帯原産の植物の様子を立体的に観賞することが可能です。
こちらの温室で注目のポイントは、夏場の夜に花を咲かせ、朝には散ってしまう、夜にしか見ることができない花・サガリバナや冬場からゴールデンウィーク頃にかけて咲くヒスイカズラ。
その他にも南館を入ると甘いランの薫りに癒されます。ぜひお立ち寄りください。

▶果樹と宿根草の庭(グレイスガーデン)
鳥取県造園建設業協会の創立40周年記念事業として花回廊と共同で整備した「果樹と宿根草の庭(グレイスガーデン)」。面積3,000平方メートルの中に宿根草108品種、果樹16品種、樹木8品種を植えていて、季節ごとの移り変わりや成長を楽しんでいただけます。