三十三間堂

三十三間堂

三十三間堂、正式名は蓮華王院、は京都にある天台宗の寺院です。鎌倉時代に再建されたこの寺院は、日本一とも言われる長さ約120メートルの本堂を持ち、国宝に指定されています。名前の「三十三間」は、本堂内陣の柱間が33あることから来ており、これは観音菩薩の33の変化身に基づいています。
本堂には千手観音坐像をはじめ、1,001体の千手観音立像が安置されています。これらもすべて国宝に指定されており、2018年にはこれまで国立博物館に寄託されていた像が本堂に戻されました。その他、二十八部衆像や風神・雷神像も鎌倉時代の傑作として国宝に指定されています。
三十三間堂は文化的な行事でも知られ、特に1月中旬に行われる「大的大会」は大変有名です。この通し矢の競技は、江戸時代から続いており、新成人が晴れ着で参加する様子は新年の風物詩として広く親しまれています。
境内には、2021年に整備された池泉回遊式庭園や桃山時代に建立された南大門、太閤塀もあり、これらは重要文化財に指定されています。このように、三十三間堂は歴史、文化、芸術の宝庫として多くの人々に愛されています。

基本情報

名称
三十三間堂 (さんじゅうさんげんどう )
所在地
〒605-0941 京都府京都市東山区三十三間堂廻リ657
アクセス
バス停「三十三間堂前」下車すぐ
京都駅からの場合、市バス100、206、208系統で約10分。
京阪電車「七条駅」2番出口より徒歩約7分
駐車場
駐車場あり(約50台)
営業時間
拝観時間:
4月1日~11月15日
8時30分~17時
11月16日~3月31日
9時~16時
定休日
無休
料金
一般  600円
中高生 400円
小学生 300円
連絡先
電話番号: 075-561-0467
FAX番号: 075-561-0467
公式サイト

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