四天王寺

四天王寺

四天王寺は、593年に聖徳太子によって建立された、日本仏法最初の官寺です。この寺は、多くの災害や戦争で何度も焼失しましたが、毎回復興され、今日までその伝統を守っています。特に注目されるのは、「四天王寺式伽藍配置」と呼ばれる、日本最古の寺院の建築様式です。また、境内には、伝教大師最澄、弘法大師空海、法然上人、親鸞聖人など、各宗祖師にまつわる堂宇が点在し、多くの国宝や重要文化財も所蔵されています。
四天王寺は宗派を超えた寺であり、毎月21日と22日には縁日が開催され、法要だけでなく多くの露店も出店されます。また、聖徳太子が定めた「四箇院の制」に基づく、教育、医療、福祉の施設も現在まで継承されています。
この寺は、ただの歴史的名所ではなく、日本の文化、宗教、歴史が交錯する場であり、その多面性と深さが訪れる人々を引きつけて止まないのです。

基本情報

名称
四天王寺 (してんのうじ)
所在地
〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
アクセス
《電車》大阪メトロ「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」から徒歩約5分または、JR「天王寺駅」から徒歩約12分
駐車場
四天王寺 南大門に隣接した、無人タイムズをご利用ください。
営業時間
4~9月 8:30~16:30 ※毎月21日 8:00~17:00
10~3月 8:30~16:00 ※毎月21日 8:00~16:30
六時堂 8:30~18:00 ※毎月21日 8:00~
定休日
年中無休(庭園の臨時休園日あり)
料金
中心伽藍:大人300円、高大生200円
宝物館:大人500円、高大生300円
本坊庭園:大人300円、小中高大200円
連絡先
電話番号:06-6771-0066
FAX番号:06-6771-0066
公式サイト

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